すでに一部の業界では見られる現象だが
「井の中の蛙大海を知らず」
会社とは強烈な社会主義だ。独自の会社ルールが存在しそれに従わなければならない。他の会社のルール、世の中のルールなんてどうでもいい、知る必要はない
しかし情報化によりこんな時代は終わった。誰でも簡単に世の中の「普通」を垣間見れるようになり、「多様性時代」なんて呼ばれるようにもなった。さらには自らの置かれた状況がいかに世間と乖離しているかを理解し異議申し立てをできるようになった
1つの企業に執着するのはむしろ前時代的なキャリアダウンなのだ
胡散臭い多様性時代を生き抜く心得
しかしまだまだ旧時代的な考えの業界も存在するしわかっているがシステム上仕方がない業界も存在する。建築業界なんて典型的。多くの職人が今日もヘルメットを被り手作業でボルトを締める。現場事務所には大量の紙(図面)、怒号が飛び交い、対面での打ち合わせしか認めない。何がリモートだバカやろう、の世界
多様性時代に企業がすべきこと
ここでは「選択できる余地が過去に比べて多い」と定義する
現役はいい。問題はこの変化のスピードについてこれない老害が現役世代の成長の足枷になっていること。だから企業がやるべきはその膿を排除すること、そうリストラだ
過去の功績はどうでもいい。そのくらい変化のスピードは早い、さらにここにきての疫病。例に出した現場仕事では影響が出るのはまだ先だろうが確実に出る
そんな時、そんな時代に活躍してもらわなきゃいけない若手の成長を阻害する要因は早めに
潰しておくべきなのである
選択できる現役世代
胡散臭いな、と感じるかもしれないが今「選択権」は現役世代にある。理由は少子高齢化による労働人口の減少。向こう20年間の労働人口が減ることは予想ではなく事実。その少ない人数で未来の日本を支えていかなければならない
インフラ業界はなくならない、しかし若者離れが激しい、特に優秀な若者。理由は前述したような前時代的な体制に嫌気が差す。多様性の時代にもかかわらず。だから企業はその原因を除去する必要がある。人間にできないからウイルスが知らせにきた
アフターコロナは大リストラ時代
まず打撃を食らったのは小売りや個人事業主、フリーランス。飲食店には客がこない。公演中止で月の収入はほぼ0。しかしこいつらはたくましいぞ
コロナショックの影響もなく前月と変わらない給料をもらえるからやっぱり会社員最高!とほざくのはかなりの低脳。あなたたちの給料は変わっていないかもしれないが会社の売り上げは?業界全体の金の流れは?
日本型企業はたくさんの内部留保を抱えていたためになんとか倒産には歯止めをかけているがその分V字回復も難しいと見る、耐えられなくなった時手っ取り早い解決策はリストラだ
多様性時代を生き抜く心得
リストラで「膿だし」を待つのもいいが正直おすすめはしない。実際には膿だしは必要最低限しか実施されないからだ。ここにも日本型のマインドが語られるが「企業は人なり」。解雇は悪魔がやることだぐらいに嫌悪感を抱いている、もちろんする方もされる方も
だから実際には正当すぎるほどの理由がない限り大量リストラは実施されない。あなたがそれを心待ちにしても働く環境は対して変わらないかもしれない
であればどう動くのか、それこそが多様性(選択できる)
胡散臭いことにこそ勝機を見いだせ
副業と聞くと「胡散臭い」というイメージが少なからずあるかもしれない。確かにぼく自身たくさんの情報やSNSに触れていると怪しいものから明らかな詐欺案件まで目に付く
でも多様性(選択できる)だからこそ「井の中の蛙大海を知らず」状態にはなって欲しくないのである、それでは老害と変わらない
胡散臭いから距離を取るのではなく敢えてその中に飛び込んでみよう、その中でしか見えないものもきっとあるから、そしてその中にこそこの胡散臭い多様性時代を生き抜くヒントがきっとある
まとめ
新型コロナウイルスの影響でテレワークやらリモートワークやらが注目されること自体は良いことだと思っています。関東の満員電車はマジで地獄ですから、ぜひ継続利用していただいて本当に利用しなければならない人に快適に使っていただける世の中になることを切に願います
しかしだからといってリモートやテレワークをできない仕事は「遅れている」や「ブラック確定」と煽るのは違うかと。知らない世界は必ず存在し、マンパワーが最重要な職場もまだまだあります
これからの多様性時代はこれらが混在する時代、たくさんの仕事がたくさんの人と人とを実は密接に関連させている。自分には関係ないと殻に閉じこもるのではなく、自ら覗き込んでみることであなたのこれからにも有効な発見があるかもしれませんよ、お互いにね
thank you
【追伸】
視野を広く保つためにはとにかくたくさんの情報に触れること、知ってる人は知っている、やってる人はやっている。知識人は努力しているだけではなくそもそも方法論が違うのかも↑