「給料は会社が決めるもの」
と考えていませんか
あまり知られていませんが待遇交渉は労働者に与えられている権利のひとつ
いくら稼ぐかは自分で決めるもの
もちろんそのための努力をしてる人に限られますが
・待遇交渉をする理由とやり方
【この記事でわかること】
・そもそもなぜ待遇交渉が必要なのか
・具体的にどのように交渉を進めるのか
・根本的なブラック企業問題
・待遇交渉とは
待遇交渉とは提示されている労働条件に対して交渉すること。入社時でも転職時でも基本的にいつでも可能ですが経験のある方は少ないのでは
ちなみに給料面、業務面、福利厚生等もその範囲です
基本的に会社側から条件提示され「はい、わかりました」が原則だと思っていませんか?
会社に雇っていただいている感覚では?
働く場所は自分で決めるられる時代です
・待遇交渉をする理由
あなたの能力、実績を判断しその対価としての給料ですがその額に満足いっていますか?
「大満足です!」と自信満々に答えられる方は話はここまで、となってしまいますがなかなかそんな人いないですよね
満足してないから満足いくように交渉する、それが当然!ぐらいの心構えでいいんです
そして意外なのが待遇交渉をした場合、うまくいった成功パターンのほうが圧倒的に多いということなんです
・待遇交渉がうまくいきやすい理由
【理由1】表にでないから
待遇交渉をして仮に基本給が上がったとします、その事実を同僚に自慢したらどうなるでしょう?みんなこぞって「オレも私もオレも!」となりますよね、当然会社側は口外しないようにと言います、なんならその誓約書まで書くところもあるそうな
【理由2】本気度が伝わるから
待遇交渉をする、ということは「仕事に対して真面目」という評価に実は繋がるんです。大抵の場合、待遇改善をしてほしい→給料をあげてくれ→なぜならオレはこんなにも頑張っていて実績もあって今後も今以上に会社に貢献するからだ!と豪語するでしょう、会社としてはそんな熱意のある社員がいることは嬉しいんです、手放すわけにはいきません
「特例として対応します」と交渉成立は目の前です
【理由3】みんなしないから
ほとんどの社員がしないのが待遇交渉、であれば一人くらい大目に見てやるか、というのが表の理由
裏の理由は
「労働者同士結託して声をあげられたら面倒だ」
という心理が会社側に働きます、一人二人の待遇改善で済めば御の字だ、ということです
ここで一人の待遇交渉を蔑ろにしてのちに団体で攻められるぐらいなら、と考え待遇改善に前向きになるのがほとんどの場合です
・待遇改善がなければ退職しますでOK
諸外国では当然のように行われているそうです。しかし日本ではあまり一般的ではないですよね。同じ「雇われ」でも受け身なんです、日本人は
海外勢の雇われは攻めます。権利は十分に主張します。だから待遇交渉として「このままの雇用条件では退職も考えています」と言うのは正論ですしもっと活用すればいい。会社の限界も見えて自分の考えと折り合いがつかなければそれこそ本当に退職すればいいだけ
具体的な不満を伝えるのがいいでしょう、そして自分はこんなにもやってきたが評価されないのでモチベーションが下がっている、このまま評価されない状況が続けば退職も視野に入れている、と
給料についても具体的な数字を提示しましょう
希望通りとなることは稀かもしれませんがちょうどいい塩梅で折り合いをつけようとするので現状よりは改善されるでしょう
・ブラック企業が消えない理由
日本にブラック企業が多いのはこんなところにも原因があるんです。労働者が十分に権利を主張しないからブラック企業の経営者が調子に乗って奴隷のような扱いをするんです。労働者に待遇交渉の癖があれば自分の市場価値を皆知ることになり、待遇の悪い会社(ブラック)からは労働者が消えます。そうすればブラック企業は市場から撤退せざるを得なくなりその数も減っていくはずなんですが、うまくいかないのが日本の実情です
ブラック企業を蔓延らせている原因は退職もしない、待遇交渉もしない労働者自身なんです
・まとめ
どうですか、待遇交渉する気になっていただけましたか
その前に、自分のせいでブラック企業が今日も健全に見せかけた経営をし、不幸な労働者を増やしているという現状は理解されましたか?
そうです、あなたです。
ブラック企業で我慢することは日本社会に損失を与えています、自覚のある方は即刻行動してください
まずは待遇交渉、それすら認められないクソブラックなら退職も視野に。自分で言えなければ便利なサービスもあります
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