これからどうしよう・・・。
気づいた時には大体は手遅れなんですよね、資本主義の残酷なところです。
この記事ではなんとなくサラリーマンやってきたけどこれから先の人生が詰んでいるかもしれないことに気付いてしまったあなたに向けて「歩む道」を提示する。
まだ間に合うかもしれないし、もう間に合わないかもしれない。
詰みの状態とそうでない状態についても解説していく。
【必読】30代でまだサラリーマン[だけ]やってるあなたがこれから歩むべき道
終身雇用は崩壊した。
老後にたったの2,000万で足りるのか?年金は貰えるのか?そもそも貯金なんてできないけど…。
全ては金の悩みだ。
単純な話、金があれば解決する問題ばかり。
だから多くの人は、頑張って働く。とにかくがむしゃらに働く。将来の不安を消すために。
しかしそれでは不安は消えない。
残念ながら資本主義ではその方法は不正解だ。
おそらく30代そこそこにもなると、そのことに気付く人が増え始める。
人生詰んでいる状態とは
とにかく頑張って働くことで将来の不安が消えないことに気付く理由はもしかしたらすでに人生詰んでいる状態だからかもしれない。
あくまで資本主義での話をしている。気分を害したなら申し訳ない。
キャッシュフローを意識したことはあるだろうか。個人や家庭単位で。
ひょっとしたら仕事ではそういう部署でBSやPLもしっかり理解し書類を作ることができるって人もいるかもしれない。ぜひそれを自分や家庭に置き換えて考えて欲しい。
全くピンとこない方向けに、簡単にいうと「お金の流れ」
毎月いくら入って、いくら出ていくのか。その詳細を把握しているか。そしてそのキャッシュフローがマイナスになっていないだろうか。長い目で見て。
ちなみに今マイナスであっても大丈夫。状態によっては全然改善できる。
しかし困るのが、現状のキャッシュフローではなくそれを改善できない状態。人生詰みがちな20代後半30代にありがちなのが
・子供が2人以上いる
・35年ローンでマイホームを購入した
・奥さんが見栄っ張りで金がかかる
・車は買い換えるたびに新たなローンを組む
・高額な積立保険に加入している
・金のかかる趣味がある
・長時間労働のブラック勤務
・本を読まない
・ネットリテラシーが低い
・ニュースはスポーツと芸能ばかり
いくつ当てはまるだろうか。いくつ以上がダメとかそういうのはないが、あえていうなら理由がわからないって状態が1番危険。
お金を減らすだけの生活スタイルから脱却しよう
将来のお金の不安が消えない理由は、常にお金が減っていくから、自然と。
毎月まとまった収入はあるものの、なぜかお金が貯まらない。そんな時、人は稼ぎを増やそうとする。これは半分正解、半分間違い。
稼いだ分に比例して使う額を決めているから、増えない。そしてコツコツ貯金したお金も
「ねぇ、あなた。貯金も余裕出てきたし、海外旅行にでもいかない?」
なんて悪魔の囁きが…w
ただこのそもそもの原因は
「知らないから」
お金でお金が増えるって事実を知らない人が多すぎる。そしてそのような人々はたいてい人生詰んでいる。
お金を貯めるためには毎月入ってくる額の一定量を貯金に回す。残りで生活をする。
さらに細かくすると、「使える貯金」と「資産とする貯金」に分けよう。
使える貯金とは、先ほど夫婦の会話のようにちょっと普段とは違う贅沢をしたい。これを我慢しろとは言わない、人生がつまらなくなる。
資産とする貯金とは投資する種銭のこと。
つまり貯金は必要最低限でいい。しかし自然と増えていく仕組み作りが必要。これを作っておかないからある分だけ使う生活スタイルとなり自然とお金を減らしている。
どうしても、どうやってやりくりしてもこれができない状態が、
人生詰んでいる状態
申し訳ないがどうしようもできない。借金の返済なのか養育費の支払いなのか知らないが、まずはその明らかなマイナスのキャッシュフローの改善から始めて欲しい。
サラリーマン「だけ」じゃダメ
タイトルにもある
サラリーマン「だけ」じゃダメ
の記載。
ぼくはよくいる「会社員否定」の考えは持ち合わせていない。
・とにかく独立しろ
・労働しちゃいけない
・使う側になれ
どれも誤解を与えかねない表現だと思ってる。
それをわかりやすく表現したのがタイトル
サラリーマン「だけ」やってちゃいけない。ということ。
あなたがこれから歩むべき道
副業の時代、なんて言われるが資本主義攻略に必要なのは複業
この漢字の違いもよく使われる表現ではあるがしっかりと意味を理解していただきたい。
会社員としての仕事も1つの業。複業とはそれをいくつも持つこと。
会社の掛け持ち?アルバイト?
と思ってしまう人は、ちょっとやばい…。
いくつも業を持つことによってリスク分散や利益の最大化を目指すことが目的。
そう、業を「持つ」こと。自分で働くことじゃない。
そのうちの1つは自分で働いてもいい。それがサラリーマンの仕事でもいいということ。
つまり多くの人は資本主義攻略をサラリーマンから始める。
自分で働くサラリーマンの業に、さらに自分で働くアルバイトの業を重ねてはいけない。
「持つ」ことを意識することが重要だ。
サラリーマンという労働収入を得ながら、事業収入の構築に投資をしていく。
なんでもいいがサラリーマンである状態を活かすなら「不動産賃貸業」なんかがおすすめ。
とにかくサラリーマンじゃダメなんだ!!って考えのもとサラリーマンを辞めてしまうと、こういう合理的な判断ができなくなる。
ちなみにこれはぼくの失敗パターン。ぼくは無知だった。本当に後悔している。
そんな人生で楽しいの?に対する回答
金のことばっか考えて、という意味と
節約節約ばっかで、たまにはパーっと遊びたいじゃない?
という2つの意味があるように思える。
双方に反論する。
まず、お金のことは考えなければならないことだと認識して欲しい。
楽しいとか楽しくないとか、そういう次元じゃなく
人間としてこの時代を生き抜く必須条件として必要な教養。
それに「お金のことばっか考えて、」はたぶん逆で、お金と真剣に向き合うからこそお金のことなんかどうでもいい人生が送れるのではないだろうか。
生活していくためにお金が必要なのは言うまでもないが、ほとんどの人は生活のために労働をしている。いわば「お金の奴隷」
つまりそういう人こそ「お金のことばっか考えている状態」なのではないだろうか。
お金と真剣に向き合った結果、最低限の生活は不労所得でまかなえる状態が築けていれば「お金のことばっか」考えなくてもいい楽しい人生が送れるようになる。
次に「パーッと遊びたい」について。
遊べばいい。
もちろんそれ専用で貯めたお金で。
多くのマネーリテラシーの低い人はなんとなく貯金する。そして貯まった額面を見て
「ねぇ、どこか旅行でも行く?」
その明確な判断指標がない。
つまりその貯金額面の中には本来投資に回すべきであったり将来のための貯蓄であったり生活費であったり、ゴチャゴチャになっている状態。
その中からなんとなく、そろそろ使ってもいいかな、と娯楽代を捻出しようとする。
違う。
最初から明確にわけておかないからそもそも貯金すら貯めることができない。
収入の何%をどのような目的のお金とするか、入金があった時点で分けるような仕組みにしておく。
明確な娯楽費が「パーッと遊びたい」に見合う金額に達すれば、パーッといっちゃってくださいな。
そしてこうしておくことで漠然とした不安も消え去る。
明確に「娯楽費」として分けておいた金額だからこそ、パーッと使える。そこに罪悪感は感じず心の底から楽しめる。
なんとなく貯金したお金でパーッと遊んだとしても、どこかで「ホントにこんなに使ってよかったのかな」と不安は拭えない。結果、全力で楽しめない。
まとめ
人生が進むにつれて将来を考える。10代の頃はずっと10代が続くと思ってた。20代の頃はそのうちなんとかなると思ってた。で、30歳になっても何も変わらなかった。
ぼくはまだ幸運で、詰みの状態じゃなかったからリセットの意味でも無職となった。
膨大な時間を手にし、たくさんのことを試した。たくさん失敗もした。たくさん勉強もした。そして、歩むべき道を見つけた。
本記事を最後まで読んでいただいたあなたもぜひ見つけて欲しい。ヒントになる内容だったなら嬉しく思います。
thank you
【追伸】
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