絶対に怒らない人っていますよね
逆に常に怒っている人もいますよね
両者の違いはなんなのでしょうか。結論から書いておきますと「絶対に怒らない人」のほとんどは「怒るスキルを持っていない人」です
「常に怒っている人」のほとんどは「圧倒的に自分に自信がない人」です
バランスの良い人間は「怒るべき時には怒る人」です。そしてここには「スキル」が必要となってきます。逆に言えばスキルさえ身につければ戦略的にキレることが可能です
【怒る人と怒らない人の違い】戦略的にキレるスキル〜
絶対に怒らない人の特徴
「空気感を気にしすぎ」
そもそも人間誰しも感情には起伏があります。「絶対に」怒らないなんて不可能なはずなんです
しかし絶対に怒らない人って存在しますよね。学校や会社なんかで一人はいるのでは?
そういう人たちの多くは
・そもそも他人に興味がない
・怒ることがめんどくさい
・別に怒ってない
という主張がほとんどです。これは本人達の主張です
しかし本音は「怒って逆ギレされたら怖い」ほぼこれだと思っていただいて間違いないでしょう。自分に自信がなさすぎるんです
・自分なんかが発言すべきでないのでは
・怒る内容に矛盾はないだろうか
・今怒ったら今夜の飲み会で気まずくならないだろうか
と、ぶっちゃけどうでもいいことを気にしてしまい一瞬で感情の爆発を引き起こせないのです
「慎重派」「合理的」とも言えますね
常に怒っている人の特徴
「自分に自信が無い」というのが1番にあげられますが、意外と「プライドが高い」というのも原因となっています
プライドが高く自己肯定感が高いので「自分が正しいんだ!」と大声でアピールしないと気が済まないのです
その状態が慢性化していくと本人はそこまで感じていなくても周りから見れば「常に怒っている人」になっているのです
その人が正しいかどうかは基本的には他者が判断するものです
それをわざわざ自分で「ね!そうだよね!?」と常に確認していなければ気が済まない状態というのはそれほどに自分に自信が無い状況と言えます
自分を認めさせたい自己肯定欲が高まり過ぎて「怒る」という手段を取ってしまっているのです
バランスの良い人間の特徴
「怒るべき相手に怒るべき時」はあります。しかし覚えておいていただきたいのは「感情的にキレる」のではなく「戦力的にキレる」必要がある、ということです
「戦力的にキレる」についてはこちらの記事が参考になります↓
バランスの良い人間はもちろん常に怒っているわけではなく、絶対に怒らないとは思われていない人です
長い人生、人間関係も様々です。このポジションが取れれば特に損することもなく良好な人間関係のもと生活ができることでしょう
戦略的にキレるスキルを身につける方法
「常に冷静でいること」です。人が怒るほとんどは自分自身に対して。相手に苛ついている状況でも実は「そんな状況を作ってしまった自分」に苛ついている場合がほとんどです
で、その感情のままキレると「感情的」になってしまい迫力無く、周りから見ると「あの人、まーたキレてるよ」となりかねません
自分自身をコントロールする癖をつけること、自分自身の感情に自問自答することです
戦略的にキレるスキルが身についている人は自分自身をよく理解できている人、ってことですね
まとめ
人間関係を気にして「怒らない」という選択をしている人は危険です
これは「怒らない」のではなく「怒れない」→「無関心」に近いからです
私の経験則で申し訳無いのですが「常に怒っている人」よりも「絶対に怒らない人」の方が多い気がします
この理由はおそらく「楽だから」
怒らないということは楽なんです。そして人間は楽な選択をしがちです。時には「楽」をせず、難しいかもしれませんが「怒る」「キレる」という行動をしてみませんか
忘れていけないのは
「戦力的にキレる」ということです
thank you
【追伸】
今回の話は「アンガーマネジメント」と呼んだりもします。いわゆる怒りのコントロール。コントロールして怒らないことを目指すものですが、本記事では逆手にとって利用してやろうとしました。そこまでしなくても怒る感情を消す方法が知りたいだけだった、って方向けに下の本を紹介しておきます