こんにちわ、元ブラック営業所長の「みずたこ」です。できる営業マンってクライアントと斜めの位置に座るって知ってました?これには深い深い理由があるんです。斜めに座れない場合の対処法とともに見ていきましょう
・できる営業マンが斜めに座れるカフェを選ぶ理由
まずはリサーチが重要、自分主導でお店選びができる場合は「斜めに座れるかどうか」を判断基準の1つに入れることをおすすめします
・営業と恋愛は似ている
「人」で買うんです。だから営業マンは「自分から買ってもらえる工夫」が重要なんですね、ここが恋愛と似ているんです
言い換えると「好かれる努力」をするってこと。恋愛でも片思い相手の趣味なんかリサーチして服装やメイクを変えたりしますよね。デートプランを練るときも早く相手と親密になれるように個室の店を予約してみたり、高級店に連れて行ったりする
そうした場合にクライアントや意中の相手を斜めの位置に座らせることは契約や関係性を一歩前進するために非常に重要なポイントとなるのです
・心理効果「スティンザー効果」
斜めに座る位置を別名「カウセリングポジション」と呼びます。スティンザー効果と呼ばれる心理学用語
特徴は「リラックスしやすい位置」であるということなのでビジネスシーンでは最適と言えます
他には
【真正面に座る場合】
→反対意見やライバル心を持っている、または抱きやすい
【横に並んで座る場合】
→味方になってくれる、意見が衝突しにくい
だから心理学的にはビジネスシーンで普段よく目にする「真正面」の位置に座って商談することは好ましくないんです。横に並んで座る場合は効果としては良さそうですが、同性のおっさん同士がわざわざ隣同士に腰掛けて談笑しているとちょっと気持ち悪いですよねw
ということでできる営業マンは「斜めに座る」のです。
・斜めに座る代表例
【徹子の部屋】
テレビ朝日系列の長寿番組ですが番組内容は「黒柳徹子」が毎回異なるゲストとトークを繰り広げるといったもの。真正面で話をしていたらあんなに魅力あるトークを引き出すことはできないでしょう。斜めに座っているからこそゲストもリラックスしてさらけ出せるのです
【首脳会談】
国のトップ同士が話をする首脳会談。確実に斜めの位置で会話ししています。仮に真正面に座らせたらデリケートな問題で意見が衝突して数々の問題が起こっていたでしょう。長く戦争を避けることにも「斜めに座る」心理効果が一役買っていると言えますね
意外なところでも使われている心理テクニックであることがわかりますね。ホント細かい一工夫かもしれませんが「ちょっとカフェで打ち合わせしようか、適当に場所決めて連絡して」なんて言われたらチャンスと思えるぐらいになると成果も上がっていくでしょう
・高級店の座席位置を例に
高級フレンチや夜景の見えるレストランの多くは斜めに座るテーブル配置で設計されています。これは前述したスティンザー効果を得るため。また恋愛に有効な手法と知っている客へのアピールポイントでもあります
女性を落としたいと店を予約する基準として「絶対条件」ともなりますからムードのある店は斜めに座席を配置することは必須といえるでしょう
「恋愛上手は営業上手」なんて言葉もあるように、いやらしくなくテクニックを使用して恋も仕事も楽しんじゃいましょう
・斜めに座れない場合の対処法
店選びの主導権が握れなかったりふと目にとまったカフェに入ったら対面の席しかなかった場合の対処法を紹介します。基本的には効果は薄れてしまいますがそれでも少しでも商談をうまく進めたいって方はぜひ覚えておいていただきたい
対面の場合、両者間に障害物をおかないことが非常に重要です。例えばよく見るのが対面の席にもかかわらずノートPCおきながら商談している風景。あれは最悪です
経験ある人はわかるかもしれませんが正直不快に感じさせます。画面が見えないから何か良からぬことをしながら話をしているのではないかと、実際には何もしてなくてもそう感じさせるだけでマイナスです。この解決策はノートPCを出す場合「斜めに置くこと」です。相手との間に障害物をなくす。それだけで与える影響は大きく変わります。さらに詳しくはこちらの記事をどうぞ↓
・まとめ
ほんの少しの気遣いで結果が変わってくるならやらない理由なんてないですよね。複数人での場合も意見が衝突しそうな人とは真正面に座ることを避けたり応用も可能
ぶっちゃけ知ってるか知らないか、実践するかしないかだけです。結果が出る人と出ない人の差って実はこのくらい小さなことだったりするんですよね
膨大な知識量を得るためには「気合い」や「根性」といった類ではなく「方法論」で解決できます。こちらの記事で詳しく解説しましたので参考までに↓
つまりはここも知ってるか知らないか。だから差は開いていく一方なんです
この機会に変わってみませんか、できる人間に・・・
thank you