いろんな理由があると思う
・給料が少ない
・休みが少ない
・上司が怖い
・気の合わない同僚
・将来が不安
・やりたいことがある
・金持ちになりたい
で、会社員を脱することを考える人は多い。
実は筆者もそうで、31歳で脱サラ。理由は、上記++αααααぐらい。
【30代で脱サラ】まずは【開業】しよう
言葉の意味や成り立ちでいうと「開業」は個人で小さく事業を始めることを意味するらしい。
「開業届(個人事業の開廃業届出書)」は副業するサラリーマンも出しておいた方がいいんだけど、そもそも売り上げがなければ出す必要もない。
ちなみにぼくは脱サラしてから開業届を提出した。
30代の脱サラは20代のそれとは違い、失敗したくない。なんでも挑戦!!とりあえずやってみました、でもダメでした(テヘ)が許されるのは20代まで。30代だとただの痛いヤツ「敗者」の烙印まで押されそうだ。
だからこそこれから記載する失敗確率の低い方法を知って欲しい。
【まずは】開業
つまり自分一人で始めることをお勧めする、まずは。
いきなり従業員を雇って、事務所を借りて、法人設立して。
これはリスク。
独立初期ははっきり言ってわからないことだらけ。それもそのはず、初めての経験なんだから。だからこそ、1つずつステップアップしていけばいいと思うのです。
法人化するタイミング
様々理由や考え方もありますが、あくまで1つの目安として。
「売上から経費を引いた個人所得が600~800万円くらい」であれば、またこの水準を安定して出すことが予想されるならば法人の方がメリットはある
【所得税率】
・195万円以下:5%
・195万円超:10%
・330万円超:20%
・695万円超:23%
・900万円超:33%
・1,800万円超:40%
・4,000万円超:45%
これは個人事業主に適用される税率。たくさん稼ぐとたくさん税金を払わなければならない。だが法人化してしまえば法人税が適用されるので税率が変わる。
【法人税率】
・〜400万円まで:約22%
・400〜800万円まで:約25%
・800万円以上:約35%
600~800万円くらいであれば税率はほぼ変わりませんが、今後伸びていく期待値や社会的信用、銀行からの借入等々まで含めると法人化を検討するべきタイミングと言えるでしょう。
しかし気を付けていただきたいのが、あくまで「売上から経費を引いた個人所得」という点。
自宅で仕事していれば家賃や光熱費、インターネット環境。接待交際費として外食代も落とせちゃう(シーw)
だから割と成功して裕福なレベルですよね、法人化検討すべきタイミングは。
脱サラ失敗確率を下げる方法
何を失敗と定義するかにもよりますが。サラリーマンに戻ることとしましょうか、ここでは。
とれるリスクの大きさを少しずつ大きくしていくこと
です。ノーリスクはあり得ませんから、投資はしていかなきゃならない。
でもいきなり大きなリスクをとり、背水の陣とする行為は身を滅ぼすことに繋がりかねません。
まずは一人で開業。パソコン1つで稼げる事業が良いですね、理想は。
最も大切な考え方【時間軸】
よく、これから脱サラ開業したいだとか事業で成果を出していきたい。という方の考え方に触れていて思うのが
時間軸の短さ
なんですよね。どういうことかというと、例えば起業(法人化)までのスパンが異常に短かったり。夢は大きく!!とは言いますがもう少し現実的に試算した方がいいかなと。
あと考え方として、1つのプランで考えるよりも。3つプランを用意することをお勧めします。「理想」「現実的」「最悪シナリオ」こんな感じで。
具体的に言うと、開業後1年間は無収入でも暮らしていけるぐらいの準備は必要。3ヶ月で!!って方をホントよく見かけますが、3ヶ月なんて土壌の整備もまだ終わらない段階(もちろん会社員時代から準備している場合は除きます)芽が出るまではまだまだ。
しかし3ヶ月と、時間軸を間違ってしまうことでせっかく綺麗に整えた土壌、巻いたタネがムダになってしまいます、やめることで。
だから死なない程度にコツコツひっそり続けていく気概が必要。何も爆発的に売り上げを伸ばす必要なんてないんです。人生は長い。
まとめ
失敗しない脱サラとは地味なものですねw
派手さはない、煌びやかな世界もない。でも着実に経験と実績を貯めていくことで、特にネット関係で事業展開している場合はお金と時間の自由を同時に得やすいビジネスモデルと言えます。
開業届を提出して、何かが劇的に変わることはありませんが(ホントペラ紙1枚提出するだけですから)第一歩を踏み出したことは間違いのない事実。
焦らずじっくりいきましょう。これから脱サラするって方はこのぐらい地味なものです。そう思っておいて損はないでしょう。
thank you