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【コロナと投資】日本人は0リスク信者である事実

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0リスク

 

生きている限りこれはあり得ない

 

リスクをなんとするかにもよるが、今この時だって地球滅亡のリスクに我々はさらされている。

 

にもかかわらず、1部の(多数派?)人間は0リスクも唱える。

 

それが幻想にもかかわらず。

 

 

 

 

 

 

【コロナと投資】日本人は0リスク信者である事実

 

 

顕著になったのは新型コロナウイルスの影響。自粛警察と呼ばれる人種が、とにかく経済を回すことを躊躇う。

 

理由は感染リスクがあるから。

 

あるから?

 

そりゃ、ある。

 

ウイルスの特性を科学的検知から多少でも理解できればこんな発言(思考)は出ない。

 

頭が悪いの一言に尽きる。

 

ウイルスに感染リスク0なんてあり得ない。毎年何万人がインフルエンザに感染し死亡していると思ってるのか。

 

それでも我々人類はうまく付き合っているではないか。

 

満員電車に乗りながらも自己防衛しているではないか。

 

やってるところは新型コロナなど関係なく、ビルに入ればアルコール除菌が置いてあった。使用率が上がったことは間違いない。

 

たった数ヶ月前のことを忘れて、外出は危険。県外への移動はNG。

 

日本は島国だ。

 

県境なんてウイルスにとってなんの意味も持たない。テクノロジーの進歩により誰でも簡単に県境など跨げる時代。

 

県外への移動が危険?

 

・・・今に始まったことではないが、大衆のほとんどは猿以下の脳味噌の持ち主である。

 

そしてこの思考原理は

 

日本人が投資(資産運用)しない理由にも通ずるのではないだろうか。

 

 

 

 

投資にリスクはつきもの

 

こんな言葉があるから日本人は投資(資産運用)に後ろ向き。

 

だから先ほどから言っている。0リスクなどあり得ない。

 

外に出たら車に轢かれて死ぬかもしれない。そのリスクを恐れて外出しないのか?0リスク信者が言っているのはそういうことである。

 

 

 

 

 

それでも貯金しますか

 

銀行貯金の金利は年利0.001%

 

100万円預けて1年間放っておけば10円増える。

 

一般的な株式ポートフォリオであれば年利5%程度は出る。

 

100万円預けて1年間放っておけば5万円増える。

 

どう捉えてどう行動するかは個人の自由なので事実を伝えておくと、貯金には減るリスクはない。投資にはある。特に1年やそれ未満の歳月のみで判断を下してしまうと、ただ損して終わる結果となった方も多いんだろう。

 

ただ長期的に、10年、20年スパンで物事を見ることができたら?

 

きっとその損失を回収し十分すぎる利益を出していたことだろう。

 

 

絶望的に感じた特効薬完成までの期間

 

コロナの話題に戻るが特効薬の完成までに2年間かかるという事実には驚いた人も多い、私もその一人だ。

 

ただ考えてみれば当然で、この世には不治の病など山ほどある。人類の科学力がここまで進歩してもわからないことだらけなのだ。

 

その現実を受け止めることさえできれば、むしろ2年で特効薬ができれば早いぐらいにも思えてくる。

 

というように人間達は「寿命」という時間軸があるにもかかわらず10年先、20年先を見るのが苦手。少年漫画のように「今」を精一杯生きることに美学を感じる(今の積み重ねが未来だという論に意を唱えるつもりは毛頭ない)

 

人生100年時代と言われる現代で2年なんて大した問題ではない。インバウンドが大打撃ならその間店を畳んで別の方法で稼げばいい。特効薬が完成し海外からの客足が戻れば業態も戻せばいいだけ。なぜ柔軟に思考できないのか不思議でしょうがない。

 

 

 

コロナと投資に関わる日本人の問題点を3つに絞ってみた。

 

 

【問題点1】0リスク思考

 

この記事テーマでもある0リスク思考という幻想。

 

感染リスク0になってからじゃないと外出すべきじゃないという自粛警察。他県ナンバーへの威圧。電車内での過剰な防衛反応。

 

全て、感染リスクを正しく理解してないから起こる猿以下の行動だ。

 

投資は損するかもしれない。貯金は損することがないから安心ね。人間は心理的に損したくない生き物だから簡単な心理テストにも引っかかる。

 

ジャンケンをしましょう。あなたが勝ったら1万円あげます。でも負けたら8,000円払ってください。

 

やりますか?

 

実は実験結果から「やらない」が多数派。

 

理由は前述したように損したくない心理が働くから。確かに損する可能性はある。だが理論上はやらない選択が損なのだ。

 

「期待値」という考え方。この場合の期待値は一回のジャンケンあたりプラス2,000円。本来やらない理由がない。

 

一回きりだとギャンブル要素が強いが1万回ジャンケンすれば?100万回ジャンケンすれば?

 

限りなく期待値に近づき勝率もほぼ100%。これが長期投資の考え方である。

 

0リスクを選択するということは常に損する選択をしていることとも同義。生きてるだけでリスクに晒されている我々が0リスクを訴えることは非常に非合理的な言動であると言える。

 

 

 

 

【問題点2】短すぎる時間軸

 

短期的投資はギャンブル要素が高い。これはお遊びとして嗜む程度をおすすめする。そして日本人が投資を敬遠する理由はこのイメージが抜けないから。

 

例えば2011年頃、私はFXで一攫千金を夢見た。1ドル80円以下の時代。

 

チャート分析をしたりニュースに一喜一憂したり。あれはあれで楽しかった。だが結果は惨敗。実際に取引したのは半年もなかっただろうか。

 

お気づきの方も多いと思うが、現在(2020.7.7)では1ドル107円。当時もちろんドル円ロングのポジションも持っていた。損切りせずに保持していたら…。ちなみに投資にこの考えはご法度。タラレバはないのだ。

 

ここで問題点として提起したいのは私が悔しい思いをしていることではない。物事を考える時の時間軸が短いということだ。

 

事実9年後にドル円がこの水準になっているとは思わなかったし、想像しようともしなかった。これが問題。根本的に目先の利益が欲しかった。来月豪遊したかったのだ。

 

コロナでも同じ。

 

緊急事態宣言を出し。1ヶ月だけ自粛すれば元どおりの生活に戻れる。今だけの辛抱だと思っていた人間は多い。結果違ったし世界中を巻き込むパンデミックの状況下で1ヶ月や1年で元どおりの生活なんてあり得ないのだ。

 

コロナ騒動の幕開けから半年。無駄に経済を規制し無意味な自粛を強いた国は第二波の脅威にさらされている。また同じことを繰り返すのだろうか…

 

 

 

 

【問題点3】未知への恐怖

 

コロナは分かる。新型というくらいなんだから。報道されている内容が規制されてて、実は感染した場合の致死率は激高だった!なんてこともあり得るわけだから。知らないから怯える。新型コロナウイルスは専門家でさえ知らない、だから怯える。

 

ただ命を失う恐怖に怯えるなら経済を止めた代償にも目を向けるべきだ。借金、失業からの自殺。同じく治安の悪化。強盗、略奪、殺しの増加。ここでも時間軸が絡むが、

 

来月には死にたくない。でも3年後はわからない(なんの対策もしない)

 

知らないから恐るのは無理もない。ただ恐るなら正しく恐れましょうよ。

 

投資も同様。

 

知らないから、お金を失うようで、騙されているようで怖い。こんなにもインターネットにより情報が開けているにもかかわらず、みんな知らない。

 

理由でよく議論されるのが「義務教育」だがぼくはそんなことないと思ってる。

 

確かに義務教育でお金の勉強をしない。したほうが良いという意見には概ね賛成だ。でもそれだけで日本人のマネーリテラシーが向上するとは思えない。

 

社会人になってからの平均勉強時間は1日6分。つまり日本人は受験が終われば勉強なんてしないのだ。

 

だから投資の勉強する人間なんて稀で、ほとんどは知らないから、投資しない。よくわからないから、怖い。損するかもしれないんでしょ?じゃあやらない。

 

正しさは感情に勝てないいい例である。

 

 

 

 

まとめ

 

 メディア戦略、古くからの慣習。道徳、美徳。

 

確かにバランスはとれているのかもしれない。ただ日本がずっと沈んでいるのは事実でその事実にはあまり触れられない。

 

イメージだが、

 

日本を未だ先進国だと信じてやまない層が自粛警察となり投資否定論を振りかざす。

 

個人で対策を取っておかないと、国はあなたやあなたの大切な家族を助けてくれないよ。

 

 

 

 

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